彼岸を過ぎて、さしもの暑さも影をひそめましたが、また台風が近づいています。
今度の台風24号は、日本列島を縦断するような予想図となっていて、十分な注意が必要です。
平成最後の今夏、大きな災害が矢継ぎ早に起こりました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
災害状況をまとめると、次の表のようになります。
名称 | 発生日 | 被害地域 | 主な被害 | 死者 | 行方不明者 | 被害総額 |
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大阪府北部地震 | 6月18日 | 大阪市北区 高槻市 枚方市 茨木市 箕面市 | M6.1 建物・道路の損壊ブロック塀倒壊 上水道管破裂による断水 | 5名 | 最大1.2兆円 (防災科学研究所調査) |
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30年7月豪雨 | 6月28日~7月8日 | 九州・山口 広島県・岡山県 徳島県・愛媛県 高知県など | 土砂崩れ・浸水・土石流による家屋、建物の全壊、流失 | 219名 | 10名 | 農水被害2,469億円 (農水省調査) 中小被害関連 4,700億円 (7/22官房長官) |
台風21号 | 9月4日 | 近畿地方 長野県 東京都八王子市 北海道 | 関西空港の浸水、 大規模停電 強風によるビル屋上からの落下物 屋根被害 | 11名 | 総額は、現時点で不明 訪日観光客の減少による被害500億円(9/25朝日新聞) |
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北海道胆振地震 | 9月6日 | 北海道胆振地方 | 土砂崩れ、液状化による家屋、道路の損壊 大規模停電 固定電話・携帯電話不通 | 41名 | 公共土木施設の被害、停電による食品被害、観光業の被害などをあわせて、2,119億円 |
今後も、自然災害の多発が予想されるなかで、BCPの策定とBCMSの実践は急務となっています。