風疹が大流行、福岡も全国5位

メディア等で頻繁に取り上げられているとおり、風疹が関東圏を中心に大流行しています。
第47週(11月19日から25日)までの累計患者報告数は、2,313人に上り、第47週だけでも127人増加しています。これは、昨年同時期の28倍にも上る数字です。

風疹の最大の脅威は、妊娠2か月までの女性が感染すると、ウィルスが胎児にまで影響して、眼、耳、心臓に障害を持つ子供の生まれる確率が非常に高くなりることです。ウィルスはパートナーや周囲の人から感染しています。妊娠中の女性は、ワクチンの接種を受けることができないため、非常に感染しやすい状態になっていることに注意が必要です。

特に、30代以降の男性に抗体にない割合が高く(この年代は、小さい頃にワクチンの接種が義務づけられていなかったため)感染源となっているという警告が発せられています。

風疹は症状が軽い場合、風邪と思って医療機関にかからないケースも多く、実際の罹患数は、届け出数の数倍にのぼると考えられ、また、風疹の感染力はインフルエンザの3,4倍の強さがあるため、特に注意が必要です。

国は、2020年東京オリンピックに向けて風疹撲滅運動を展開しており、来年度から、ワクチン注射を無料で実施する予定です。

福岡でも。47週までの患者報告数が全国5位となっており、警戒が必要です。

風疹は職場感染の割合が高くなっています。特に30代から50代の男性は、ぜひ最寄りの医療機関でワクチン接種を行ってください。