柴又訪問記

“鉄馬がゆく~寅さんを訪ねて~”の冒頭は、「男はつらいよ」の舞台である葛飾柴又の様子から始めることとする。
実は、この“鉄馬がゆく~寅さんを訪ねて~”の企画を考えたきっかけにもなった訪問である。というもの、2005 年から 2006 年にかけて「男はつらいよ」全 48 作のテレビ放映があり、毎回楽しい時間を過ごした。そしてまだ行ったことのない柴又に是非行ってみたいと思うようになった。その後上京の機会があり、この訪問が叶ったのである。そこでは映画のさまざまな場面が思い出され、とても感動したのであった。その情景を回想しながらその後も収録した DVD で楽しんだ。そうしているうちに、是非、寅さんが訪れた柴又以外の全国のロケ地も訪問してみたい!と、思ったのがきっかけなのである。

さて、それでは柴又を紹介しよう。期日は 2007 年 6 月 18 日。上野駅から京成高砂駅で乗り換え、金町線の柴又駅に訪れた。

寅さん銅像

駅を出てすぐ目に付くのが、寅さんの銅像である。ただなんとなくさびしげで哀愁が漂う。

帝釈天参道

駅から、帝釈天参道を進む。寅さんが走ってマドンナをよく迎えに行ったっけ。

とらや

この“とらや”で、柴又名物“草だんご”とビールをいただく(なかなかいい取り合わせであった)。

とらや2

中はこのようになっており、初期のころ(1~4作)実際にここでロケが行われていたらしい。

帝釈天

参道の突き当りが、帝釈天である。
御前様(笠智衆)や源公(佐藤蛾次郎)が今にも出てきそうである。

江戸川河川敷

帝釈天のさらに奥が、この江戸川の河川敷である。映画の冒頭のシーンでよく登場した。寅さんが向こうから鞄を提げて帰って来そうだ。(今では道路はきれいに舗装されていた)

矢切の渡し

そして、土手を降りていくと、ちあきなおみの歌でおなじみの“矢切の渡し”である。ためしに船に乗って往復してみた。ちなみに風情のある手こぎは最初の少しだけであとは一気に動力で進んだ。向こう岸のほうはゴルフ場である。

柴又駅

最後はこのホーム。幾度となく寅さんの旅がここから始まる。さくら(倍賞千恵子)が泣きながら、寅さんに小遣いを渡すこともあったね。
私もこのホームから同じように上野へ向かった。また再度訪れてみたいという思いを胸に秘めて・・・。